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ボリビア・サンイグナシオデモホス・爆発祭り?



ボリビア・サンイグナシオ・デ・モホス(San Ignacio de Moxos)

7月30日にボリビアのお祭りに。

友人の歯医者から「僕の地元で祭りがあるからおいで」と誘われ、

ボリビア北東部、7月30日にベニ県サンイグナシオ・デ・モホスへいったときのお話。

これまで経験したお祭りのなかで最もカオスな部類に入るイカレぐあいと興奮に満ちた旅でした。

目的地まではラパスから飛行機を乗り継ぎ2時間、トリニダという街から更に乗り合いバスに乗り、川を渡りようやく辿り着く田舎町。


高級筏に車両と一緒に人も乗ります


ジャングルみかん、ぬるくて甘い

町に到着、この田舎感。南米にいる感じがする。


平屋が特徴的

まず、僕の大好きな木造教会。16世紀キリスト教布教のためにイエズス会がボリビアジャングルに入植、立てたものだ。何よりの特徴は教会には珍しく木造で作らているということ。これは石材が近辺にないためそうなったようだ。そして特徴的なのは色鮮やかなペイント。そして、イエズス会のマーク「IHS」がある。


教会全景


教会近景


柱は木製螺旋


教会内

その後は友人宅でご飯。

ボリビアなどラテンアメリカの料理は家庭料理が一番美味しいと思う。

ピーナツスープ、肉などがてんこ盛り。キッチンも土間が有り、というか外ですね。


ジャングルキッチン


豚肉を揚げたもの


芋やスープ


Sopa de mani(ピーナッツスープ)

めちゃくちゃうまい唐辛子ソース。これは各家庭、レストランによってレシピが違う。これが美味しいところは全部美味しいのです。


必ずなにかの空き瓶に入っている!

そして、初めて飲んださつまいもジュース。さつまいもを食べいるようなそのまんまの味で、やや酸っぱい。これはこの地方限定のようです。


真っ赤で香りがとてもよい

祭りということもあって、子どもたちもいっぱい。


ニワトリ少年。捕まえてきてくれた。


インコさん


アマゾン娘


友達とお母さん

食後は町を少し散歩する。1時間もあれば全て回れてしまうような小さな町なので、公園でビールでも飲みながら、このゆったりした気候と雰囲気を味わう。

公園で豚も焼いていた!チャンチョ・ア・クルスといい豚の丸焼きです。

十字架のように豚を貼り付け、炭火でじっくりと焼く。全く臭みもなく、香ばしく美味。


午前中から5時間位焼いていた


お米と一緒に。400円!

夕方になり、徐々に祭りの雰囲気が強まる。


町中を歩くグループ


色鮮やかな伝統衣装

その後、現地の人がおすすめする夕日スポットへ。

近くに湖があり、モトタクシーに乗り湖へ。


湖かかる桟橋


穏やかな時間

家族連れも多く、素敵な夕日だ。

さて、いよいよ深夜から祭りが始まる。

とても興味深かったのが、踊りのテーマの違いです。ボリビアのラパスやオルーロなどの踊りは主に「人間」がテーマとなっていて、スペイン領主や奴隷、色々な宗教的文化的な要素が非常に強いのだが、ここでは「自然」がテーマとなっているということ。御覧ください。


ピューマ(ネコ科の大型哺乳類)


パク(鯉みたいな川に住む淡水魚・お刺身にするとまるで鯛!)


シカ少年


ピューマ少年

Los Machetero(マチェテーロ)

キリスト教と現地の文化がミックスされたもの。

かぶりものはインコの羽を束ねたもの、手には木製のマチェテ(ナタ)を持っている。


服装はまるで修道女のよう


色鮮やかな羽


控室にはずらりと並ぶ

EL Achu(アチュ)

お祭りの主役。爆笑おじさんと呼ばれ、木のお面をかぶり、頭には花火を乗せています。

手には人形やおもちゃ、いつも「ほほほ」と笑いながら話しかけてきます。


こんばんわ。


女性に花火をかぶせ、密集地へ