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執筆者の写真本間賢人 Homma Yoshihito

ボリビア日本語の授業について:南米日本語教師インターシップ(ボリビア)


日本語の授業~中級クラスの様子~


こんにちは!南米日本語教師インターンの久保田玲海です。 今回は日本語中級クラスの様子を紹介します! このクラスは私が行っている授業で、生徒数は10数名です。 中級クラスといっても1年間日本語を勉強しただけで、みんな日本語の力はまだまだ、と いうかんじです。

ですが、みんな日本が大好きで日本に行きたい、という気持ちが強いです。そのためには 日本語をもっと勉強しなきゃだめだ!ということでこの中級クラスを始めました。

先に述べたように生徒数は10数名と小クラスになっているのですが、その中でもレベル の差がかなりあるのが問題です。1年間一緒に勉強してきたけれども、家庭での勉強で差 が出たり、もともとの言語に対する能力で差が出てしまったり、という状況です。

ですが、みんな日本語の勉強も2年目に突入し、今までめげずにやってきた生徒たちなの で「日本の文化や言語を学びたい」という気持ちは全員が同じくらいもっていると思って います。

この授業は昨年の12月から始まったのですが、日本文化の紹介と漢字の練習を重点的に 行ってきました。そしてこれからは日本語能力試験に向けて文法や漢字の勉強を一緒にし ていくつもりです。

日本文化の紹介では、スペイン語をなるべく使わないようにしています。そして質問がで たらスペイン語を使って説明しています。そうすることにより、同時に日本語を学ぶこと ができると考えているからです。

人数が少ないので、質問もしやすいクラス環境になっており、生徒たちが主体の授業がで きていると思っています。

最近の授業で「助詞が難しい」という声が出たので、次の授業はその勉強をしようと思っ ています。このように、生徒の学びたいことに応えられるのもこの授業のいいところです まだまだ課題もたくさんありますが、生徒たちとたくさんコミュニケーションをとってい い授業のかたちを作っていきたいと思っています。

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